【ラオシャン 厚木】神奈川県厚木市旭町3丁目にあるラーメン店
今回は神奈川県厚木市、小田急小田原線本厚木駅から徒歩10分、地元では有名なラーメン店「厚木 ラオシャン」さんにお邪魔しました。
本厚木駅店南口を降り、にぎやかな通りをしばらく歩くとこの店構えが目に飛び込んできます、
私くまは、実は以前(15年前くらい前)厚木市に住んでいたことがあったんですが、正直その頃はこのお店のことは知りませんでした。静岡に引っ越してから数年前に1度訪問して、今回は2回目です。
駐車場は前面に3台停められます。近くにコインパーキングもありました。
入店してみます。
カウンターの三方のみ約12人程度入れるようになっています。12時ちょうど位でしたが、お客さんは私たちを含んで8人おられました。
メニューは壁の貼り紙のみです。
ラーメンじゃなくて「タンメン」なんですね。こちらのお店は。
「タンメン」って首都圏以外ではあまり耳慣れない言葉です。
【タンメン】モヤシ、キャベツ、ニラ、キクラゲ、ニンジン、タマネギ、豚肉などを炒め、鶏がらを主とする塩味のスープを加えて煮込み、野菜の旨味を抽出させ、それを茹でた麺に掛けた麺料理である。(wikipediaより。下の例示写真も)
・・・とにかくなんだか麺の上にたくさんの具材が盛り付けられた料理だという説明ですよね。
ところが、湘南地方のタンメンはちょっと違うんです。
今回は「タンメン」と「ワカメタンメン」を注文してみました。
・・・待つこと5分。
きました!
タンメン(¥500)
・・・どうですか?このビジュアル・・・。
Wikipediaの写真と比べて、メチャメチャインパクトありませんか?
具は刻んだ玉ねぎのみというこの潔さ。
ラーメン評論家の石神秀幸さんはこのタンメンを「引き算のラーメン」と評したそうです。
ワカメタンメン(¥570)
こちらも簡潔明瞭ですね。
さっそく食してみます。
・・・そうめんのように細くて柔らかい麺と、それをつつみこむ薄めのダシのスープ・・・これって何のダシなんだろう?「酢が入っている」って女性店員さんは言っておられたけど。
このわかりにくさもなんだか魅力かも。
シンプルだけどなんだか不思議なおいしさが魅力のラーメンです。
女性の店員さんに、卓上のラー油や酢を加えて味変を勧められたのでやってみます。
このラー油を加えると・・・
・・・私はこっちの方が好みですね。ピリ辛感が加わって、なんだかラーメンらしくなった感じがして。
酢も加えてみましたが、より味わいが深くなりました。
こんなこと書いている時点で、自分がよくある「足し算のラーメン」に慣れきっていることに気づかされたような気がしてきました。
「素のままの味わいを楽しむ」ということを気づかせてくれるお店ですね。
平塚市にも同じ系統のお店が何店舗かあります。
どうかこれからもこの味を守っていってほしいと思いました。
「厚木 ラオシャン」さん!ごちそうさまでした!!
住所 | 神奈川県厚木市旭町3丁目2−5 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
電話番号 | 046-228-7603 |
定休日 | 水曜日 |
キャッシュレス | 対応なし |