こんにちは。くまです。
今回は「【大井川鉄道新金谷駅探訪】新金谷駅周辺は見どころ満載。SLに乗らなくても十分楽しめます!(中篇)」の続きになります。
「プラザロコ」を後にして、そろそろおなかもへってきました。
乗ってきた車の中で食べることも考えましたが、ここはやはり屋外で食べたほうが気分も良いだろうと思いました。
「プラザロコ」の前、新金谷駅の隣でなおかつ駅のホームがまる見えのこちらのベンチでおっさん一人でお弁当をいただくことにしました。ベンチの脚が列車の車輪になっているんですね。
・・・というわけで、私が選んだお弁当はこちらです!
大井川ふる里弁当(¥1,150 )でした。
一枚めくると静岡方言の説明が・・・10年住んでもまだほとんどなじみがありませんが・・・。
そして気になるお弁当の中身は・・・。
これです!
こんな感じの駅弁って珍しくないですか?これだけバラエティに富んだ食材が仕切り材などでほぼ仕切られずにゴロっと現れるって・・・。
なおかつ本物の竹の皮にくるまっているのがいいですよね。手作り感といったらいいんでしょうか・・・。
結構大きいおにぎりが二つ。これは菜飯でしたがもう一つは梅干し入りでした。
なんとイワナの甘露煮がまるまる一匹入ってました!豪快ですね~。
それ以外のメンバーもそれぞれ存在感がありましたよ。
川根のお茶でのどを潤しながら頂きました。大満足です!
次回はぜひ客車の中でお酒とともに頂きたいものです。
・・・さて、そろそろSLの蒸気音が大きくなってきましたので、そちらの様子を見に行くことにします。
駅とプラザロコの奥に転車台があり、その横をこれから発車するSLが蒸気をあげていました。
ちょうど春休みだったのでお子さん連れが結構おられましたよ。
・・・この転車台に乗っているSLには特に動きはありませんでした。「映える」写真を観光客に撮ってもらうためだけに乗せていたのかもしれません。
その隣ではこのあと実際に走行するSLが発車準備中でした。「シュッシュッ」という蒸気音がだんだん大きくなってきます。
このSLはそのあと前進し、駅のホームで待っている客車に連結させるためにバックしてきます。
・・・私くまは決して鉄道オタクなどではないんですが、こういう重厚な鉄のカタマリが大きな音を立てて移動しているという光景を見ているとなんとなく血が騒ぐのを感じます(その感覚自体が鉄道オタクなのかもしれませんが・・・)。
SLはそのあと黒煙を吐き出し始めました。キッズはたまらず逃げまどいます。
この頃になると駅の改札前では皆さんが乗車を待っていました。
この駅舎の中にも売店があるんですが、面白いものを売ってました。
ガイシ(碍子)って、パンタグラフなどで使用されている絶縁性の器具のようです。好きな人は好きなんでしょうね・・・。私にはちょっと奥深すぎます笑。
・・・そして、ついにSLの発車時間です。
その様子を撮影し、生まれて初めてyoutubeチャンネルを作成して動画を登録してみましたので、よろしかったら見てみてください。初めのあたりはひたすら「シュッシュッ」といっているだけですので、発車直前だけ見たい方は3:30頃から見てください。
発車直前の汽笛の音がもう少し大きければいいな・・・なんてこの時は思ったんですが、このくらいの大きさの方がなんだか切ない感じでいいと感じる方もいるかもしれませんね。
・・・かれこれ2時間くらい新金谷駅に滞在していましたが、美味しい駅弁にレトロ駅舎、そしてもちろん鉄道の魅力も楽しめました。
鉄道に乗車しなくても見どころ一杯です。
ぜひとも一度お立ち寄りくださいね!
今回もお読み頂き、ありがとうございました!