【川根路茶寮 ひらら】島田市川根町身成にある古民家そば店
JR東海道線島田駅から車で約30分、大井川沿いの山あいにある古民家そば店「川根路茶寮 ひらら」さんにお邪魔しました。
くねくねと曲がる山あいの道を車で走っていると見えてきました。
「古民家風」じゃないですよ。「古民家」そのものです。
もう少し引き気味に写真を撮ればよかったですね。
でも、店内の写真を見てもらえばわかりますよ。
昔、田舎の親戚の家に遊びに行った時のことを思いさせてくれるような懐かしいたたずまいの素敵なお店ですね。
写真のようなちゃぶ台の席のみ、8卓くらいありました。もしかしたら奥の方にももう少し席があったかもしれませんが・・・。
メニューを見てみます。
・・・う~ん、どれも美味しそうで迷いますが、今回はお蕎麦屋さんの実力が一番判りそうな「天ざる」をオーダーしてみました。
ちょっとおなかが空いていたので、「大盛にしようかな・・・」と思っていたのですが、近くの席でオーダーしていた方と店員さんの会話の中で「普通盛でもけっこうな量がありますよ」といった感じのやり取りがあったので、普通盛にとどめておきました。
待っている間にメニューの続きを見てみます。
昼飲みしたいけど、車で来ているからグッと我慢です。
夫婦で食べに来ているときに、最近妻に「ちょっとくらい飲んでもいいよ」なんて言っても「あなたに何かあって運転できなくなったら困るから」と、一緒に我慢してくれてます。
これからもお互い節度のある酒飲みを目指していきます。
メニューの最後の方にあった「隠れメニュー」・・・。
おいしそう!・・・って、隠れてないんですけど(笑)
・・・あっ、そうか。これってこの店のことを書いた雑誌の切り抜きをメニューに貼ってあるのか・・・。
でもちょっとおいしそうですね。カレーそば好きの妻は次回必ずこれを頼むそうです。
そしてこんなものも貼ってありました。
渥美清さんの似顔絵入りサインです!
これは貴重ですね~。
そういえばこの界隈で男はつらいよシリーズ第22作「噂の寅次郎」のロケがあったということは知っていたんですが、それは昭和53年の年末に公開されてますから、このサインの日付と合わない・・・ということは別の機会に来店されたのかもしれませんね。
川根周辺には、その映画のロケで使用された場所が40年以上たった今でも残っています。それらについてはまたいつかご紹介しますね。
・・・そろそろ料理が出来上がりました。
天ざる(¥1400)
・・・う~ん。なかなかのボリュームです。
写真で見るより、実物の方が重量感がありましたよ。
天ぷらは5種類くらいありました。
小鉢はたけのこと竹輪だったかな?
写真がボケちゃったけど、デザートはみかんのゼリーでした。
実食します。
・・・いや~、美味しかった。
お蕎麦は香りも歯ごたえも申し分なく、とにかく十分な分量で満足です。
天ぷらもしっかりと素材の美味しさが伝わる揚げ方でした。
小鉢もちゃんと仕事がしてあって、最後にゼリーでさっぱりしました。
・・・上の方でも書いたように、なんだか田舎の親戚の家に来たような気がしていたせいか、親戚のおばちゃんが作ってくれたお蕎麦が意外と美味かった・・・みたいな感覚があって。
こう書くと失礼かもしれないんですが、古民家でちょっと油断してしまったようで、ホントにちゃんとしたお蕎麦屋さんでした。
ゆったりとした気持ちでお蕎麦を食べたい方はぜひ一度足を向けてみてください。
周辺の川沿いの眺めにも癒されますよ。
「川根路茶寮 ひらら」さん!ごちそうさまでした!!
住所 | 島田市川根町身成2974 |
営業時間 | 11:00~16:00 |
電話番号 | 0547-53-2279 |
定休日 | 水・木曜日 |
キャッシュレス | 対応なし |